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2024.10.28 プレスリリース

セブン・カードサービスのクレジットカード会員向け広告メディアの商品開発・広告販売における協業を開始

株式会社CASM (よみ:キャズム、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:下田満、以下CASM)」と当社親会社の株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751、以下:サイバーエージェント)のインターネット広告事業本部は、日本最大級の流通グループ セブン&アイグループの決済サービス事業会社である株式会社セブン・カードサービス(本社:東京都千代田区、代表取締役:河田 久尚、以下:セブン・カードサービス)と基本合意書を締結し、同社のクレジットカード会員に向けた広告メディア事業について協業を開始いたしました。

昨今、インターネット広告市場においてパーソナルデータ保護を目的とした法規制の強化が進み、3rd Party Dataを活用した広告ターゲティングが困難となることから、本人から同意を得た透明性の高い1st Party Dataによる広告活用のニーズが高まっています。

一方、金融市場においては、銀行法の改正による銀行業務の高度化の一環として、銀行の「データ・分析・マーケティング」業務への参入が認められたことに加え、クレジットカード各社によるクレジットカードデータを活用した広告メディア開発の増加により、金融データの広告活用が加速しています。

あらゆる産業でデータの広告活用が普及する中、金融データは生活者の日常生活と密接に関係しており、また消費者視点において情報発信者の信用度が高いことから広告活用においても極めて高価値なデータとして捉えられています。

このような背景の元、クレディセゾンのクレジットカード会員向け広告事業の開発・運営経験を活かした協業先の事業運営サポートを行うCASMは、国内トップクラスの販売力・運用力・広告プロダクト開発力を有するサイバーエージェントの金融データを活用した広告事業全般の開発支援および金融メディアの販売を担う金融データマーケティング局とともに、金融事業者や金融機関との新たなパートナーシップの拡大および、既存パートナーシップの強化を図っております。

■本協業の取り組みについて

nanacoポイントがたまるクレジットカード「セブンカード・プラス」の発行と運営を行うセブン・カードサービスとの協業により、セブン・カードサービスを事業主体とした会員向け広告メディア事業を開始し、当社とサイバーエージェントは商品開発や広告販売における支援を行います。

セブン・カードサービスが保有するクレジットカード会員基盤と、当社が強みとする金融データの広告領域への活用ノウハウ、サイバーエージェントの強みであるインターネット広告をはじめとした広告のナレッジ・ノウハウを掛け合わせることで、クレジットカード会員の趣味嗜好に寄り添った情報提供を行い、会員の満足度向上を図ってまいります。

なお、開発・提供を開始した広告商品は、①広告主企業1社単独型のEメールと、②紙のダイレクトメールで、両商品ともにクレジットカード会員の趣味嗜好に寄り添ったセグメント配信が可能です。また、クレジットカードの属性データと決済データをかけ合わせたターゲティングが可能となります。

開発した本商品の販売を通じて、より広告効果が高く、高精度な広告商品へブラッシュアップを図るとともに、セブン・カードサービスのデジタル領域における新たな広告商品の開発に着手してまいります。

■今後の展望

今後、サイバーエージェントインターネット広告事業本部 金融データマーケティング局および当社は、金融事業者・金融機関との新規パートナーシップの更なる拡大と、既存パートナーとの既存商品の改良および新商品の開発を通じたパートナーシップの強化を中長期的に実現するとともに、広告市場における金融データの市場価値向上に尽力してまいります。

<株式会社セブン・カードサービス>
https://www.7card.co.jp/company

社名   :株式会社セブン・カードサービス
所在地  :代表取締役社長 河田 久尚
設立   :2001年10月31日
所在地  :東京都千代田区二番町4番地5
事業内容 :クレジットカード業務、電子マネー業務、その他等)