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2024.07.22 プレスリリース

ペルソナ社のクレジットカード会員向け広告メディア開発・販売における協業を開始

クレジットカードデータを活用した広告メディア事業の立ち上げと販売を支援

株式会社CASM (よみ:キャズム、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:下田満、以下CASM)」は、金融事業者/金融機関が保有する顧客データを活用した広告事業支援の取り組みを強化しており、このたび、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社のグループ傘下、阪急百貨店・阪神百貨店等のクレジットカードを発行する株式会社ペルソナ(以下:ペルソナ)と新たに同社のクレジットカード会員向け広告メディアの開発及び販売を開始したことをお知らせいたします。

■CASMについて

金融データを活用し広告事業支援を行うCASMは、金融事業者や金融機関が保有する顧客データをマーケティング領域で活用するための開発支援事業と、広告商品の販売を通じて広告主のマーケティングを支援する広告代理事業の2つの事業に取り組んでいます。
サイバーエージェントとクレディセゾンの合弁会社で、サイバーエージェントのマーケティングおよび広告ノウハウと、クレディセゾンの金融データ活用ノウハウ、両社の強みを活かし、金融事業者や金融機関が直面するデータ活用の課題や、広告主企業が直面するマーケティング課題の解決に向けた支援を実現します。

■市場背景 / 金融データを活用した協業広告事業の取り組み強化について

昨今インターネット広告市場においてパーソナルデータ保護を目的とした法規制の強化に伴い、3rd Party Dataを活用した広告ターゲティングが困難となることから、本人から同意を得た透明性の高い1st Party Dataによる広告活用のニーズが高まっています。
一方、金融市場においては、銀行法の改正による銀行業務の高度化の一環として「データ・分析・マーケティング」が追加されたことに加え、クレジットカード各社によるクレジットカードデータを活用した広告メディア開発の増加により、金融データの広告活用が加速しています。
あらゆる産業でデータの広告活用が普及するなか、金融データは生活者の日常生活と密接に関係しており、また消費者視点において情報発信者の信用度が高いことから広告活用においても極めて高価値なデータとして捉えられています。

このような背景の元、既にクレディセゾンが保有する金融データ活用により高い広告効果の実績をもつCASMでは、有する金融データ活用のノウハウを用いて、金融事業者や金融機関との新たなパートナーシップの拡大および、既存パートナーシップの強化を図ってまいります。

■本協業の取り組みについて

阪急百貨店・阪神百貨店等のクレジットカード「ペルソナSTACIAカード」を発行するペルソナとの協業により、同社のカード会員基盤に対して、CASMがこれまで培ってきたクレジットカードデータの広告領域への活用ノウハウを掛け合わせることで、カード会員の趣味嗜好に寄り添った情報提供を行い、カード会員の満足度向上を図ってまいります。

■今後の展望

今後は、金融事業者/金融機関との新規パートナーシップの更なる拡大と、既存パートナーとの既存商品の改良および新商品の開発を通じたパートナーシップの強化を中長期的に実現するとともに、広告市場における金融データの市場価値向上に尽力してまいります。

<株式会社ペルソナ 会社概要>

社名   :株式会社ペルソナ
所在地  :大阪市北区茶屋町19番19号 アプローズタワー15階
設立   :1985年9月30日
代表者  :取締役社長 伊野 雅之
事業内容 :クレジットカード事業(ショッピング、融資)、電子マネー事業、保険代理店事業、その他事業(受託等)

<株式会社CASM 会社概要>

社名   :株式会社CASM
所在地  :東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア19階
設立   :2021年6月1日
資本金  :5,000万円
代表者  :代表取締役社長 下田満
事業内容 :カード決済データをはじめとした金融データを活用したマーケティング事業、
金融データを活用した広告商品、またはシステムの開発